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スキーマ建築計画設計の、店舗のpaintでした。
金とは?金について?改めて考えた物件でした。 命題;金色を金色に塗る!? 金は金色やろ?と突っ込みをいれる間もなくこの難題に、自問自答する日々が続いたのでした。 Q1 金色とは? A1 金色はキラッと光るのです。光らない金は恐ろしくも黄色に見えてしまいます。 Q2 金の種類は? A2 赤い金、青い金、アンティーク調など・・今回の金に決まるまで4種類の金が涙をのんでいます。 Q3 どうすればより金色になるの? A3 下地に凸凹を付けて、金色を塗ります。そうすると金は光を乱反射し、キラッとするわけです。 Q4 金色のイメージは? A4 金閣寺、金の茶室、浅草金のオブジェ、黄金バット・・ など金の先輩達に肩を並べるべく、金色を塗ることに挑んだのでした。 まだ見ぬ金色を想像して・・ ここで現場を見ます。図面と現場ではやはり印象が違います。 サンプルの質感や金色をもとに、現場に小さなサンプルを作って、細かいテクスチャーを確認していきます。この時電柱は、自分までも金色になるなんて思ってもいないでしょう。 錬金術師の気分で! いつの時代も金になる素は探究されるのだなと思いをよせながら、ここでは左官塗材を利用して凸凹を作り、金色のための下地を制作します。この凸凹が光を受け、のちに金色を塗った時、見事に光りを乱反射して、金色をより金色にみせることになるのです。またこのテクスチャーは金色の下地だけではなく、壁としての表情も豊かに、RCの壁面を覆っています。 金色になる前に。 金色は派手な色ですが、材料としては繊細です。 そこで、金色を助ける意味で、ベース色を塗ります。 この時電柱は、なぜ自分も塗られるのかと、違和感を持ちはじめました。 緊、キラ、金! やはり仕上げは緊張するものです。やっと仕上げの工程に来ましたが、同じように塗っても、 表情が光によって変化する金色。 そんなデリケートな金色を塗った後、ここでさらに調子を整えます。 すでに電柱も電金柱に、エアコンもエアキンになっています。 金色がキラリとすると、僕も二ヤリとほほ笑みながら・・ もうすぐ金色の空間は完成します。 完成
by paintandpaint
| 2005-12-02 15:22
| 塗る仕事
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